A6サイズのステッカーにも想いを込めて。
こんにちは。
公式SNS「相模原市シティプロモーション」の中の人です。
今年度もSNS担当継続になりました。新しい業務分担も示されまして、令和5年度とはまた異なる役割を与えられました。
本当は、新年度一発目の記事として今年度の業務のことをお話したいところですが、差し迫るイベントとして今週末には「第51回相模原市民桜まつり」があります。
ということで、今回取り上げるのはこちら
相模原市の市制施行70周年記念ロゴマーク決定を発表した時、桜まつりでのお披露目(特製ステッカー&大型オブジェ)も発表していました。
ステッカーのデザイン
【表面】はがせるシールは2つ
上部のギターさがみんと70周年記念ロゴマークの2か所をシールとして剥がして使えます。
一番下のハッシュタグ横のさがみんは予算の都合上シール化できなかったのですが、このシートの表面は全面シール素材になっているので、せっかくなら気づいた方が枠の部分も切り抜いてステッカーとして楽しめるほうが良いのではと思いこのような配置に。
【表面】みんなの想いを汲んで
記念ロゴマークの決定前から追ってくれている皆さんは、この3案を覚えているのではないでしょうか。
今回のステッカーのデザインを考えるにあたり、普通は決定したB案しか使わないのではないかと思います。
今回、3案から皆さんに「推し」を教えてもらうにあたり、3案とも、3人のデザイナーさんからデザインを納品いただいています。
なんとかこれらを活かせないものかという想いと、接戦でB案に決定したという経過、そして、ロゴが決定する前の段階から参加してくれたみんなの想いを汲みたいという考えから、今回のステッカーにはA案とC案の要素も散りばめています。
あえてステッカー本体に説明を書かず、分かる人には分かるあしらいを置くことで、記念ロゴマーク決定前から応援してくれた方へ感謝の気持ちを贈りたいという想いを込めました。
【表面】背景は桜色、全部にふりがなを
背景色はギャラクシーカラーなどと迷ったのですが、桜まつりで配布する様子を思い浮かべ、これは桜色一択だと思いこの色に。
また、「ひとりも 手放さない」に少し近づけるよう漢字すべてにふりがなを振っています。
【表面】防水素材で汚れに強い
TOJのステッカーや「さがみはらチアリングパートナー」のノベルティキット制作を担当する中で、長く大切に使ってもらいたいものは防水素材で、と考えるようになりました。
今回のステッカーも、さがみんの吹き出しの言葉を借りれば、「相模原の過去から未来への想いをみんなで深めたい」という気持ちを込めて作ったもの。
【裏面】剥離紙を活かして
ステッカーを配布する様子を想像すると、このステッカーが何か分からずなんとなく受け取る方も多いのではないかと思います。
そのような方に
このロゴマークが一体何なのか
どのように決まったのか
いくつの中からどのくらいの方の参加で決まったのか
なぜ「ともに奏でよう!」を掲げたのか
どんな想いをデザインに込めたのか
このようなことを知ってもらうきっかけを作りたいと思い、剝離紙には紹介文などをあしらっています。
ただ、あまりぎっしり文字が敷き詰まっていると見た方が圧を感じてしまうのではないかと思い、最小限の文字数にしています。
【裏面】導線を引く
このステッカーをきっかけに相模原の70周年や記念イベントを知った方の興味が受け取った瞬間だけで終わるのはもったいないと思い、特設ページへのリンクを置き、また二次元バーコードが読めない方もいると思ったので検索ワードも入れてます。
その他、未公開の大型オブジェも
こちらはステッカーの話ではありませんが、桜まつりの会場では、記念ロゴマークをデザインした大型オブジェ(h150cm×w120cm)のフォトスポットを「さがみんのおうち」ブース付近に設置します。
会場図はこちら。
当日に楽しんでもらいたいので、あえて事前に画像を公開するのは控えています。
h150cm×w120cmって結構大きいです。「さがみんのおうち」ブースに立ち寄ったら、ぜひ大型オブジェと一緒に写真撮影も楽しんでもらえたら嬉しいです。
最後に
このステッカーは、完成までの全体管理を70周年記念担当の先輩が行い、デザインや規格は私が考えて調整し、校正は優秀な後輩が手伝ってくれました。決してひとりで作ったわけではないです。
令和5年度体制で作っているので、ある意味で前の課長体制で作った最後のノベルティともいえます。
今週末は、我々と皆さんの想いの詰まったノベルティを片手に、満開の桜並木を眺めながら、春の訪れと相模原の歴史に想いを馳せていただけたら嬉しいです。