【制作者の想い】Twilight SAGAMIHARA クリエイティブ日記
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【制作者の想い】Twilight SAGAMIHARA クリエイティブ日記

Twilight SAGAMIHARA

Twilight SAGAMIHARAのクリエイティブを担当しているコピーライターの市之瀬浩子です。先日キャンペーンが始まり、Twilight SAGAMIHARAのムービーが公開になりました。たくさんのスタッフと力を合わせて制作しましたが、企画初期段階で、このTwilight SAGAMIHARAの世界観を導いてくれたのは、ロゴでありデザインでした。そこで今回は、デザインチームの徳野佑樹さんと梶川裕太郎さんにお話を聞きながら、制作意図をご紹介します。


話をする3人

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行政の仕事って、普通の広告と違う?

市之瀬:まず、行政の仕事をやる時と普段の広告の仕事でやる時の意識の違いってある?

徳野:俺は復興支援とか社会的意義のある仕事の時、なるべく感覚を一緒にしようとしてて。何でかって言うと、人を多く巻き込みたいって言う意味では一緒だから。

市之瀬:おお、なるほど。

徳野:ちゃんと伝えようとすると、それに意識が向いている人にばっかりになってしまうから。なるべく広告スキルを使って、みんなが参加していいんだっていうコミュニケーションにしたいと意識してる。

市之瀬:梶川くんは?

梶川:僕も同じ感じで、行政がやってるボランティア活動って見えるともったいないので。デザインっていう入口で、広いターゲットの人に興味を持ってもらえたらと思ってやっていました。

徳野:市之瀬はどう?

市之瀬:私、こういう仕事、やってみたかったんだけど、なかなか機会なくて、初めてで。どういう意識でやればいいんだろ?って、思ってたけど、とっくんが最初から飛ばしてたから、楽しくやっていいんだって、意識が変わってきたかな。

徳野:でも映像作るときとか、そこにいる人の心の動きからとか発想してたよね?

市之瀬:そうだね。ネット上にもう、Vlogとか、いいキャンプ動画が沢山あるから。そことの差はつけたいと思ったかな。

徳野:今、おしゃれなキャンプ場増えたしね。


今のロゴが出来上がるまでの話

市之瀬:デザインチームは、ロゴからスタートでしたか?

梶川:そうですね。

市之瀬:どんな過程を経て今のロゴになった?

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徳野:基本的にはキャンプってわかりたい。キャンプとトワイライトを結びたい。でもキャンプのロゴって無数にあるし、三角のアイコンも他にあるから、“Twilight SAGAMIHARA”としての差別化したいのがベースにあって、その中で“水辺”ってキーワードが出てきて…

市之瀬:今回出てくる3つのキャンプ場、どこも水辺だもんね。

徳野:だとしたらテントが水面に写っている瞬間がいいんじゃないかって。だから、テントがあって、その下に水面があって。どれくらい簡略すると、水面ってギリギリわかって、マークとして複雑じゃないかっていうのを検証していったね。


看板は、ランタンに

市之瀬:最初は、キャンプ場に置く、いわゆる看板のデザインができないかという話だったよね。

徳野:そうそう。でも、どうせだったらランタンのほうがよくない?ってなったんだよね。

市之瀬:そう思うのがすごいわ。

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徳野:ランタンにしたいなって思ったのは、水辺が揺らめいている感じとか、キラキラ光る感じが、どうしても静止画だけ出すには限界があるなと思ってて。そこにちょっと火の動きとか、グラデーションが出るといいなと思って、徐々にアップデートしていったって感じかな。

市之瀬:動く前提でのロゴ制作ってことか。

梶川:はい。ロゴ検証するときも、ネガポジですごい検証したりとか。灯が灯ってるのをイメージしながらロゴを考えるのが初めてだったので。実際に暗闇の中で見えた印象というのを考えるのが新鮮でした。

※ネガポジとは、ネガティブ(背景色が暗色の場合)とポジティブ(背景色が明るい場合)でロゴを使い分けること。

徳野:今回、看板が使われる場所が、キャンプ場って明確だったから。そこでどう見えると映えるのかっていうことで、考えやすかったのかもしれないね。いろんな場所って言うよりキャンプ場で1番映えるロゴってことで。だとしたらランタンについておいたほうがいい。そういう風に考えられたからよかった

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市之瀬:まさにトワイライトから本領発揮する看板ってことだよね。

徳野:そうだね。

市之瀬:登場するキャンプ場の共通するところは、焚き火と水辺で、両方揺れるもんね。

徳野:そうそう。

市之瀬:水面の表現は結構検証したの?

徳野:結構作ったね。

梶川:作りましたね。線幅とか線の丸みがかってたり、エッジとか。

市之瀬:とっくんと梶川くんは、ロゴを考えるとき、構成要素から積み重ねて考える?それとも、直感とか、モチーフから?

徳野:俺たちがロゴ考える時って、コミュニケーションロゴだから、意味がある程度伝わるとか、何かしらー“あーなるほどね”みたいなところで、コミュニケーションが生まれるっていうのを大事にしてるので、ロジックとは切り離せないというか。

市之瀬:まあ切り離せないか。

徳野:でもそれだけで積み上げると、すごい説明的になるから、感覚でどんどん差し引いていく。だからロジックと感覚、両サイドから攻めることがあるかも。梶川とかどうしてるの?

梶川:僕は新人の頃は、形とかモチーフから考えるタイプだったんですけど、毎回とくのさんが言葉から考えてくるのが衝撃的だったので、それを真似るようにします。ネーミングによって、作るロゴって変わると思ってて。

徳野:ロゴってある程度、何かが込められていることが重要っていうか。見た目も素敵とかももちろん重要だけど、これにはこんな思いが込められてるっていうのが、あった方が、大事にされるんだよね。その方が豊かだし。

市之瀬:そうだよね。ロゴって、完成して、人の元に届いてから始まるし。


風景写真じゃない、グラフィック

市之瀬:グラフィックは、どんな思いで制作しましたか?

徳野:ここに行くとこんな気持ちになれるよっていうところを、コミュニケーションにメインにしたかったから、人にフォーカスしたのをキービジュアルにしたんだよね。焚き火を見てゆったりできる、とか。

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市之瀬:どの写真も場所というより、時間が映ってるよね。

徳野:そうそう。もちろんきれいな風景は大事なんだけど、風景だけより人がいるってことの方が共感呼ぶ気がしてて。

梶川:僕、船の上に男性が立ってるカットが好きでした。撮影中、カメラマンの田口さんが居なくなって、ずっとここのカットを撮っていたんですよね。

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市之瀬:あのカットいいよね。

梶川:はい。

市之瀬:じゃあ今回の仕事も、風景を撮っているというより人を撮ってた気持ち?

徳野:そうそう。それはそう。そこに人がいることに、自分を投影することかなって。

市之瀬:場所のコミュニケーションでも、そこには人が必要ってことか。

徳野:きれいな風景写真だけだとカレンダーになるから。それって、なんかすごい感情移入しづらいから。

市之瀬:今回は、見ておしまいじゃなくて、行動して欲しいもんね。一緒に行きたい人の顔が浮かんだりも。

徳野:そこに誰かがいる存在感とか、主観とか、近くに人がいるとか、そこはすごい大事。俺、学生時代に風景画が描いてたんだけど、教授に「石一つでも風景だ」って言ってたんだよね。何かの一部分にも風景って宿るし、人にも風景って宿ると思うから。広告とかコミュニケーションって、人に向けてのものだから、人は大事だと思うかも。


主人公をつくりたい

市之瀬:ムービーの企画してる時も、初めに一人の女の子がいて、カメラが引いてっていうのはとっくんのアイデアだったよね。

徳野:そうだっけ?

市之瀬:そうだった。ムービーの企画する際も、そういう“人”を、大事にしてた?

徳野:主人公を作りたいと思ったのかもしれないね。

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市之瀬:私も、ただオムニバスで描くっていうのは避けたかったな。いろいろありますよ、できますよ、にはしたくなくて。

徳野:オムニバスって場所の説明にはなるけど、そこに主人公がいて初めて、こんな気持ちになりたい、こんな風に楽しみたい、ここ行きたいってなる気がしてて。

市之瀬:さっき言ってた自分を重ねるっていうやつね。

徳野:そうそう。主人公いた方が強いと思う、

市之瀬:人がいることで静寂も際立つしね。


手作り感のある撮影現場

市之瀬:撮影中で印象に残ったことありますか?

梶川:家族で料理作ってるシーン、印象に残ってますね。このまさわキャンプ場がきれいっていうのと、人間味のある、こういう経験したかったなって羨ましくなりましたね。

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徳野:子供かわいかったよね。

梶川:かわいかった。あのシーン好きだった。

市之瀬:本当の家族に出てもらってよかったね。

徳野:市之瀬がめちゃくちゃ料理作ってたの思い出したけど。

市之瀬:切ってハーブ乗せただけ。

徳野:今回、現場に手作り感がすごいあったよね。みんなで道具持ち寄って。料理もして。その手作り感は、懐かしい感じがした。

市之瀬:本当に持ち寄りだったもんね。

徳野:あと野呂ロッジの綾子さんが、汁作ってくれたのも、すごいうまかった。

梶川:すいとんですね。

市之瀬:おいしかったよね。あと現場で、制作の方が、クラムチャウダー作ってくれたり。

徳野 美味しかった、みんながいろんなものを作ってたって感じの仕事だったね。市之瀬は?

市之瀬:寒かったな。

徳野:へー・・・え?

市之瀬:あれだ!湖に白鳥が現れた時だ。絵画みたいな世界で。

梶川:白鳥いましたね。

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徳野:そうなんだ。覚えてないな

市之瀬:とっくんもすごい騒いでたよ。

徳野:へー。

梶川:僕、あれで楽しかったんで、デイキャンプから始めました。タープとか買いました。

徳野:どこの買ったの?タープ欲しいんだよね。

梶川:安いのです。


…と、最後はキャンプの話となりました。

こんな風にひとつひとつ想いを積み重ねながら作ったロゴやランタン。皆様の目にも、直接、触れることを願っています。

最後にムービーを置いておきます。




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Twilight SAGAMIHARA
【相模原市公式note】 都心から近く、1時間でつける好立地にも関わらず、丹沢の大自然を味わえる。 そんな立地を生かし、夕方から夜というキャンプ場のゴールデンタイムを楽しもうという相模原キャンプ場のプロジェクトです。