
シティプロモーションで貫いた信念と譲れない想いを語ろう。
こんにちは。
公式SNS「相模原市シティプロモーション」の中の人です。
昨日執筆した記事はこちら

年度末のこのタイミングで、今年度書いた記事で一番閲覧数の多い記事になりました。
反響が大きくて困惑していますが、今日も1件執筆します。
テーマはこちら。
「相模原市のシティプロモーション」
核心に迫るようなテーマですが、昨日の記事で説明した理由につき、とても急いでいます。ということで、このタイミングで一度相模原市のシティプロモーションを振り返りたいと思います。
【質問】
— 相模原市シティプロモーション (@Sagamihara_PR) March 24, 2024
あなたにとって直近約2年の相模原市シティプロモーションって何でしたか。このアカウントについてでも、PR企画についてでも。
後日 #note 等に引用掲載しても平気な投稿のみお願いします。
自己分析も大切ですが、より客観的な声の方が参考になるのではと思い、みんなに質問して他己分析してみました。
皆さんの回答を引っ張りながら、私が思う「相模原市シティプロモーション」のポイントなどをお話しできればと思います。
誤解がないよう念のため断りを入れますが、ガイドラインやルールはあれど、この記事含め、基本的にSNSは「公式X「相模原市シティプロモーション」の中の人の視点で」更新しています。主語を「中の人」や「私」としているのもそういうことです。良い意味で、全員が全く同じ想いで業務に当たっているわけではないことは心に留めておいてもらえればと思います。私は私の思う正解やゴールを掲げて業務に臨んでいますが、良い意味で、他の人はまた違う想いを持って業務に当たっているかもしれません。いずれにしても、正解はひとつ!じゃない!!という前提で投稿や記事を見てもらえたらうれしいです。
みんなどう思ってる?
先ほどの投稿への回答を中心に、なんとなくの系統に分けながら振り返っていきます。
普段の情報発信を振り返る
まずはこちらのいくつかの投稿をご覧ください。
「身近に感じる、市役所の中の人」。
— mio (@poison_mio_) March 25, 2024
市役所のお仕事の一端を知ることができる、貴重なアカウントだと思います。
積極的なツイ(ポスト)も、気取らず飾らず。公的機関ですから難しいことも多い中、好感度、高いです。
相模原市に半世紀近く住んでいますが、今が一番相模原市を身近に感じています
— つぐみ鈴子 (@rinkotsugumi) March 25, 2024
市役所行くと、中の人、いるかな~?ってキョロキョロしてしまうw顔知らんのにw
本当にいい意味での自治体らしくないアカウント。
— ネコとたいやき (@ok_iek) March 24, 2024
たまに某ラジオ局のリスナーアカウント。
、相模原は住むには最高だけどJAXAとリニア来ること以外特に自慢できることってないなって思っていた自分にとって、地元が相模原であることがちょっと誇らしくなりました。政令指定都市内では知名度低いですが「SNS見て知ったけど良いよね」と言って下さる方が増えたのはプロモさんのお陰です。感謝。
— あさねぎさん (@evec_at) March 25, 2024
相模原市民として言いますと。
— アリオスアレクトル (@Z1000redithion) March 24, 2024
自分が知らなかったお店等に行くきっかけにもなり、
市外の人達も沢山相模原に来て、色々買ったりしてくれたりしたので、
相模原市としても大成功!シティープロモーションとしても成功しているのでは!
と思っております。
イベントをはじめ様々なカテゴリーの情報を、市の内外に発信してくださるアカウントです。
— 緑とまちづくりの会 (@GreenTwn_plnnng) March 25, 2024
桜やアジサイなど、誰もが親しみやすい内容はもちろん、全く知らなかったことに気付くチャンスを与えてくださる存在だと思います。 https://t.co/SMsNKsyeJm pic.twitter.com/O8ydBdwqYC
奇遇にも、こちらの皆さんは全員相模原市民。基本、「全国の方が投稿を見ている」という意識と緊張感を持ちながら投稿していますが、シティプロモーション的には身内とも言える(と勝手に思っている)市民の方々にこう言ってもらえる嬉しさは一塩です。
第三者的な言葉で淡々と投稿していくことももちろんできます。今の運用に比べ、正直かなり省エネになります。
しかし私はそうではなく、「中の人」というフィルターを通すことで言葉に熱を吹き込み、投稿に温度と意志を感じてもらいたいのです。
相模原市のシティプロモーションの拠り所
(大事なことなので、前回に続き再掲しますが)相模原市は「シビックプライド」(※)という言葉を使用した条例「さがみはらみんなのシビックプライド条例」(全国初)を制定し、これに基づき「さがみはらみんなのシビックプライド向上計画」を策定しています。
(※)「シビックプライド」・・・まちへの「誇り」「愛着」「共感」をもち、「まちのために自ら関わっていこうとする気持ち」のこと
この条例や計画の目的は、市内外を問わず相模原に関わりのあるみんなのシビックプライドを高めること。
市の好意的認知度を上げたり全国から来訪者を増やすことなどを目的にするシティプロモーションは分かりやすいですが、私はそれだけでは足りないと思っています。
シティプロモーションを通して、市民が今よりちょっと地元が好きなるような、「やるじゃん相模原」と思えるような、そんな機会を作ることが我々の役割のひとつであると私は思っています。
考案した企画たちがその一助になっていたら嬉しいです。
SNSを通したコミュニケーションを振り返る
距離感や姿勢についてのお声が多かったように思います。
近い!
— カイリ (@Kairinrin1372) March 24, 2024
それはもう近い近い💦 https://t.co/UuDb2aIxuB
中の人が直接返信をくれていたのでだいぶ嬉しかったです。
— 藤凛ゆきな 39人のライブを見届けし者 (@BhozvZSz7OpLy7d) March 24, 2024
ユーザーフレンドリーなアカウント。
— わたなる & ソレラP (@7wata4naru3) March 24, 2024
皆さんにリアルでご挨拶したことはありません。どこにお住まいなのかも分かりません。でも、私も皆さんをとても身近に感じています。
地方自治体の公式SNSアカウントというと、なんだかお堅そう…と思われるかもしれませんが、「相模原市シティプロモーション」はそうではありません。
いただいたリアクションは基本的にお返ししていて、時には能動的に話し掛けにいくことも。
相模原市のイベントや魅力をわかり易く伝えてくれたアカウントです。
— アセ (@ase0148) March 24, 2024
中の人のまめな情報発信や返信も魅力の1つだと思います。
企画についても参加のハードルが低めに設定されていて気軽に参加できる物が多かったです。
このように思ってくださる方がいること、感無量です。
ターゲットに向けて自分から動いていく強烈なフック…!
— 大銀醸🗻SSS (@daiginjo) March 24, 2024
好きなものを伝えたいという気持ちが漏れてるから、生きた情報として相手に伝わるのだと思います https://t.co/Y2SnIz9aOb
基本的に、チャンスは逃がさず、後悔を残さずをモットーにしています。それが伝わっていたら嬉しいな。
長さで分かる未リアクション数(絶望) pic.twitter.com/Mmg73mMrcU
— 相模原市シティプロモーション (@Sagamihara_PR) March 5, 2024
この投稿については、タップすると意味が分かると思います。
この姿勢を貫くとこんなことも起きますが、それは嬉しくて贅沢な悩みだと思っています。恐らく今200件くらいお待たせしています。
本当に一人で担当しているので、リアクションをくれた方のことはかなり覚えています。決して嫌々やらされているのではなく、私が考えるひとつの戦略としてこのように運用しています。むしろ課長がそれを認めてくれたと言った方が良いかもしれません。だからこそ、「あの時こう言ってくれた方だ。」「○○がきっかけでやりとりした方だ。」など、皆さんとのやりとりの多くはエピソード記憶として頭に残っています。
リアクションは全部拝見しているので、お待たせして申し訳ないですが、多分年度を跨ぎますが、もうしばらくお待ちください。
実施してきた企画を振り返る
いろんな所(漫画家さんやアニメの会社?)に働きかけて盛り上がるコラボ企画をたくさん実現させてくれた素敵な部署だと思います。
— ヲトメ@腹が大盛り (@nagamicchan) March 24, 2024
さがPさんの思いやりに溢れた温かい優しさです。
— あここ️🫧 (@Paradox_REO721) March 24, 2024
こんなにも相模原を好きになれたのは魅力を伝えて下さったさがPさんあってのことなので😊
大好きです!
あとは畠中祐さんとコラボして下さったことです。
コラボしたあともずっと気にかけて下さって感謝しかありません✨
相模原ミリオンコラボで知りました。
— さも (@sknUu0kFr9dI7hk) March 25, 2024
コラボに対する熱意の高さ、そして中の人の情報発信が非常にマメな印象があって、今度はどんな情報が来るのか、楽しみにしています!
コラボ企画に好意的な印象を持ってくれた方も多く、とても有難いと思っています。
企画するときに大切にしているのは、
参加してない人にも波及(拡散)する仕掛けを作ること
参加者の立場に立って、「行き届いている」企画だと感じてもらえること
企画が終わると同時に参加者が離れるようなスキームにしないこと
などなど。
#相模原ミリオンコラボ
— skyquid (@skyquoted) March 24, 2024
素通りだけじゃなくなったきっかけです https://t.co/68y3xGPSSO
企画には必ず終わりがあります。それでも、有難いことにフォロワーさんは増える一方です。企画するときに大切にしていることが、このような現状に繋がっていたなら本望です。
色々深く語りたいところですが、非常に長くなりそうなので、続きは以前読売広告社さんが取材してくれたこちらの記事を見てもらえたら嬉しいです。
フォロワーを増やすことが目的じゃない
【御報告】
— 相模原市シティプロモーション (@Sagamihara_PR) March 24, 2024
先ほど相模原市の公式アカウントで最もフォロワーさんの多いアカウントになりました。ありがとうございます。
数を増やすことを目的にしていませんが、事実一番多くの方が見るアカウントに。あと数日で今年度が終わりますが一層気を引き締めてまいります。 pic.twitter.com/gsyDUrohvC
偶然、年度終わりのこのタイミングで、相模原市の公式アカウントで最もフォロワーさんの多いアカウントになりました。約2年間お世話になった課長が在籍しているうちに報告できて、純粋に嬉しかったです。皆さんありがとうございました。
でも、目的は数を増やすことではありません。
目に見える最終的な目的のひとつは、移住・定住の促進などです。でもそこに行きつくまでには段階があると思っていて、SNSにおいては「これから先の相模原を見てみたい」「紡ぐ物語の続きをまだ見たい」そう思う人を増やすことも目的のひとつだと思っています。
フォローしてもらえたらもちろん嬉しくてわぁいとなりますが、リスト管理の方が見やすければそうしてもらえたらと思いますし、時々Webで検索して投稿をチェックするほうがスタイルに合っていれば、そうしてもらえたらと思っています。
どんな形でも、あなたの心に相模原が居続けられるなら、それがなにより嬉しいです。
相模原ミリオンコラボで知りました。
— さも (@sknUu0kFr9dI7hk) March 25, 2024
コラボに対する熱意の高さ、そして中の人の情報発信が非常にマメな印象があって、今度はどんな情報が来るのか、楽しみにしています!
最後に
ここまで読んで、「目に見える最終的な目的は達成できたの?」「コラボとか夏の大感謝祭とかやってるけど、実際なにか成果出てるの?」という疑問が浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
結論、成果出てます。
今年度最後に執筆したいテーマはこちら。
相模原市のシティプロモーションが移住・定住に繋がった件について。
あるミリオンライブ!のプロデューサーさんが、我々のシティプロモーションをきっかけに相模原へ移住してきてくれたということをXで知り、コンタクトを取らせてもらいました。
質問票を送りまして、すでにたっぷり回答もいただいています。お忙しいところ、ご協力本当にありがとうございます。

次回、今年度最後の記事です。それでは。