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シティプロモーションで貫いた信念と譲れない想いを語ろう。

こんにちは。
公式SNS「相模原市シティプロモーション」の中の人です。

昨日執筆した記事はこちら

通知が来ました。恐縮です。
年度末のこのタイミングで、今年度書いた記事で一番閲覧数の多い記事になりました。

反響が大きくて困惑していますが、今日も1件執筆します。

テーマはこちら。
「相模原市のシティプロモーション」

核心に迫るようなテーマですが、昨日の記事で説明した理由につき、とても急いでいます。ということで、このタイミングで一度相模原市のシティプロモーションを振り返りたいと思います。

自己分析も大切ですが、より客観的な声の方が参考になるのではと思い、みんなに質問して他己分析してみました。


皆さんの回答を引っ張りながら、私が思う「相模原市シティプロモーション」のポイントなどをお話しできればと思います。

誤解がないよう念のため断りを入れますが、ガイドラインやルールはあれど、この記事含め、基本的にSNSは「公式X「相模原市シティプロモーション」の中の人の視点で」更新しています。主語を「中の人」や「私」としているのもそういうことです。良い意味で、全員が全く同じ想いで業務に当たっているわけではないことは心に留めておいてもらえればと思います。私は私の思う正解やゴールを掲げて業務に臨んでいますが、良い意味で、他の人はまた違う想いを持って業務に当たっているかもしれません。いずれにしても、正解はひとつ!じゃない!!という前提で投稿や記事を見てもらえたらうれしいです。

みんなどう思ってる?

先ほどの投稿への回答を中心に、なんとなくの系統に分けながら振り返っていきます。

普段の情報発信を振り返る

まずはこちらのいくつかの投稿をご覧ください。

奇遇にも、こちらの皆さんは全員相模原市民。基本、「全国の方が投稿を見ている」という意識と緊張感を持ちながら投稿していますが、シティプロモーション的には身内とも言える(と勝手に思っている)市民の方々にこう言ってもらえる嬉しさは一塩です。

第三者的な言葉で淡々と投稿していくことももちろんできます。今の運用に比べ、正直かなり省エネになります。

しかし私はそうではなく、「中の人」というフィルターを通すことで言葉に熱を吹き込み、投稿に温度と意志を感じてもらいたいのです。

相模原市のシティプロモーションの拠り所

(大事なことなので、前回に続き再掲しますが)相模原市は「シビックプライド」(※)という言葉を使用した条例「さがみはらみんなのシビックプライド条例」(全国初)を制定し、これに基づき「さがみはらみんなのシビックプライド向上計画」を策定しています。

(※)「シビックプライド」・・・まちへの「誇り」「愛着」「共感」をもち、「まちのために自ら関わっていこうとする気持ち」のこと

この条例や計画の目的は、市内外を問わず相模原に関わりのあるみんなのシビックプライドを高めること。

市の好意的認知度を上げたり全国から来訪者を増やすことなどを目的にするシティプロモーションは分かりやすいですが、私はそれだけでは足りないと思っています。

シティプロモーションを通して、市民が今よりちょっと地元が好きなるような、「やるじゃん相模原」と思えるような、そんな機会を作ることが我々の役割のひとつであると私は思っています。

考案した企画たちがその一助になっていたら嬉しいです。

SNSを通したコミュニケーションを振り返る

距離感や姿勢についてのお声が多かったように思います。

皆さんにリアルでご挨拶したことはありません。どこにお住まいなのかも分かりません。でも、私も皆さんをとても身近に感じています。

地方自治体の公式SNSアカウントというと、なんだかお堅そう…と思われるかもしれませんが、「相模原市シティプロモーション」はそうではありません。

いただいたリアクションは基本的にお返ししていて、時には能動的に話し掛けにいくことも。

このように思ってくださる方がいること、感無量です。

基本的に、チャンスは逃がさず、後悔を残さずをモットーにしています。それが伝わっていたら嬉しいな。

この投稿については、タップすると意味が分かると思います。

この姿勢を貫くとこんなことも起きますが、それは嬉しくて贅沢な悩みだと思っています。恐らく今200件くらいお待たせしています。

本当に一人で担当しているので、リアクションをくれた方のことはかなり覚えています。決して嫌々やらされているのではなく、私が考えるひとつの戦略としてこのように運用しています。むしろ課長がそれを認めてくれたと言った方が良いかもしれません。だからこそ、「あの時こう言ってくれた方だ。」「○○がきっかけでやりとりした方だ。」など、皆さんとのやりとりの多くはエピソード記憶として頭に残っています。

リアクションは全部拝見しているので、お待たせして申し訳ないですが、多分年度を跨ぎますが、もうしばらくお待ちください。

実施してきた企画を振り返る

コラボ企画に好意的な印象を持ってくれた方も多く、とても有難いと思っています。

企画するときに大切にしているのは、

  • 参加してない人にも波及(拡散)する仕掛けを作ること

  • 参加者の立場に立って、「行き届いている」企画だと感じてもらえること

  • 企画が終わると同時に参加者が離れるようなスキームにしないこと

などなど。

企画には必ず終わりがあります。それでも、有難いことにフォロワーさんは増える一方です。企画するときに大切にしていることが、このような現状に繋がっていたなら本望です。

色々深く語りたいところですが、非常に長くなりそうなので、続きは以前読売広告社さんが取材してくれたこちらの記事を見てもらえたら嬉しいです。

フォロワーを増やすことが目的じゃない

偶然、年度終わりのこのタイミングで、相模原市の公式アカウントで最もフォロワーさんの多いアカウントになりました。約2年間お世話になった課長が在籍しているうちに報告できて、純粋に嬉しかったです。皆さんありがとうございました。

でも、目的は数を増やすことではありません。

目に見える最終的な目的のひとつは、移住・定住の促進などです。でもそこに行きつくまでには段階があると思っていて、SNSにおいては「これから先の相模原を見てみたい」「紡ぐ物語の続きをまだ見たい」そう思う人を増やすことも目的のひとつだと思っています。

フォローしてもらえたらもちろん嬉しくてわぁいとなりますが、リスト管理の方が見やすければそうしてもらえたらと思いますし、時々Webで検索して投稿をチェックするほうがスタイルに合っていれば、そうしてもらえたらと思っています。

どんな形でも、あなたの心に相模原が居続けられるなら、それがなにより嬉しいです。

最後に

ここまで読んで、「目に見える最終的な目的は達成できたの?」「コラボとか夏の大感謝祭とかやってるけど、実際なにか成果出てるの?」という疑問が浮かんだ方もいるのではないでしょうか。

結論、成果出てます。

今年度最後に執筆したいテーマはこちら。
相模原市のシティプロモーションが移住・定住に繋がった件について。

あるミリオンライブ!のプロデューサーさんが、我々のシティプロモーションをきっかけに相模原へ移住してきてくれたということをXで知り、コンタクトを取らせてもらいました。

質問票を送りまして、すでにたっぷり回答もいただいています。お忙しいところ、ご協力本当にありがとうございます。

質問票エクセルのスクリーンショット

次回、今年度最後の記事です。それでは。