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相模原で、そして相模原から。

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相模原市に暮らし続ける人、移り住んできた人。相模原市で活動する人。 この街を選んだ人たちに、”なぜ相模原市なのか”取材しました。 取材を通じて見えてきた その人の想い、この街の魅… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

奄美大島の「大島紬」を相模原で。伝統を受け継ぎ、想いを紡ぐ

奄美大島の「大島紬」を相模原で。伝統を受け継ぎ、想いを紡ぐ

JR相模原駅から歩いて数分の工房「-TSURU-(つる)」で、大島紬(おおしまつむぎ)を織る、中川裕可里さん。奄美大島で3年半の修行を積んだ後、帰郷して工房を立ち上げました。工房名の由来は昔話の「鶴の恩返し」。職人を目指した自分を育ててくれた奄美大島と、生まれ育った相模原に恩返しをしたい、そんな思いが込められています。
大島紬は1300年の歴史を持つ伝統工芸で、フランスのゴブラン織、イランのペルシ

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生まれ育った地で相模原の名産を栽培。やまといもで農業と地域を元気に

生まれ育った地で相模原の名産を栽培。やまといもで農業と地域を元気に

相模原市内ではいろいろな農産物が作られていますが、やまといもは地域を代表する作物のひとつ。相模原台地の黒色火山灰土が栽培に適していて、「さがみ長寿いも」の愛称で親しまれています。

現在相模原市内では75件ほどの農家がやまといも栽培を行っています。その中でも広い面積で栽培しているのが佐藤隆一さん。栽培面積は3,000坪(1町歩)に及びます。1998年に妻の節子さんとふたりで始めたときは300坪(

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